プレスリリース「合成ダイヤモンド表記についてお願い」

IJT(国際宝飾展)におきまして
2019年1月24日午後3時から東京ビックサイト東8ホールにて
「合成ダイヤモンド表記についてお願い」に関して記者発表がありました。
内容は以下の通りです。
2018年秋ごろより日本国内においても合成ダイヤモンドを使用した装飾品の販売が開始され、マスコミ等でも複数の報道がありました。これら報道の一部において、様々な用語が用いられており、一般消費者の混乱が懸念されます。
一般社団法人日本ジュエリー協会、東京ダイヤモンドエクスチェンジクラブ、および一般社団法人宝石鑑別団体協議会の3団体では、人工的に作られたダイヤモンドは、「合成ダイヤモンド」と呼称し、英語では”Synthetic diamond”としております。
報道機関の皆さまにおかれましても、同じ用語を用いて報道して下さいますようお願い申し上げます。
一般社団法人日本ジュエリー協会
東京ダイヤモンドエクスチェンジクラブ
一般社団法人宝石鑑別団体協議会
TDE会員の方々はWFDB(世界ダイヤモンド取引所連盟)のメンバーでもありますので、
WFDBが2018年1月22日付で発表しております「DIAMOND TERMINOLOGY GUIDELINE」に従って下記の通り「合成ダイヤモンド」の表記を統一していただけますようお願い申し上げます。
●合成ダイヤモンドの表記は下記のみを使用する事
日本語表記:合成ダイヤモンド
英語表記:synthetic, laboratory-grown, laboratory-created
●略語の使用は用いてはいけない
例:lab-grown, lab-created
●単に「ダイヤモンド」表記に関して
何も接頭語がなく、単に「ダイヤモンド」「diamond」と表記されている場合は、天然ダイヤモンドを意味する。
以上、よろしくお願いいたします。
2019年1月24日
東京ダイヤモンドエクスチェンジクラブ
理事長 岩崎 道夫
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