ダイヤモンド生産者協会「NATURAL DIAMOND COUNCIL」に改名

ダイヤモンド生産者協会(DPA:Diamond Producers Association)は2020年6月2日、「NATURAL DIAMOND COUNCIL」へと名称を改め、より消費者への認知拡大とデジタルプラットフォームを通じた情報発信を開始していくこととなりました。
NATURAL DIAMOND COUNCILは、天然ダイヤモンドの人気を高め、誠実なダイヤモンドジュエリー産業の姿勢をサポートしていくと発表しています。また、ダイヤモンド業界のオーソリティーとしてそのプロモーションのみならず、デジタルプラットフォームを通じて業界における様々なニュースやエキサイティングな情報など、革新的コンテンツを積極的に発信していくとしています。
これまでDPAは、“Real is Rare, Real is a Diamond(本物は貴重。本物はダイヤモンド)”をスローガンに展開していましたが、今後は“Only Natural Diamonds(天然ダイヤモンドのみ)”キャンペーンを行い、一般消費者に向けたコミュニケーションを強化していくと発表しています。
今回の名称改変にあたり、NATURAL DIAMOND COUNCILの CEO デビッド・ケリー(David Kellie)は次のように述べています。
「昨今の経済情勢は、ラグジュアリー業界において前例のない挑戦を強いています。しかし情勢が改善されれば、天然ダイヤモンドはこれまで以上に大きな価値を持つことになるでしょう。友人や大切な誰かのために購入するラグジュアリーアイテムであるからこそ、消費者はすべての天然素材により大きな価値と敬意を見出し、真にサステナビリティを重要視しているブランドを求めるようになるのです。さらに我々は、これまでとは違った方法で若い世代にもその価値を伝えていく必要があります。そのために数多くのパートナーが、これから創り上げていく天然ダイヤモンドの新しい世界に貢献してくれることを大変喜ばしく思っています。」
詳しいプレスリリースは下記をご参照ください。
※NATURAL DIAMOND COUNCIL(旧DPA)は、デビアス、アルロサ、リオティント等、ダイヤモンド採掘企業が集まって形成されている協会で、加盟企業の宝飾用ダイヤモンド原石産出量のシェアは、ほぼ100%に達する。
TDE WEBマガジン編集部
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