2021年 年頭所感

プレスリリース

新しい年を迎え皆様にご挨拶を申し上げます。
平素はTDEの活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

激動の1年が終わりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

昨年を振り返るにあたり、やはり新型コロナウイルス感染症の話は避けて通れないかと思います。まるで映画の世界さながらに、一つの感染症がここまで世界全体を変えてしまうことになるとは、一年前のこの時期には全く想像していませんでした。新型コロナワクチンが英国、アメリカで承認され投与が始まりましたが、未だどのような形で収束に向かうのか想像できません。

市場調査会社の発表によれば、2020年の宝飾品小売市場規模はリーマンショックを超える落ち込み率の前年比74.3%、7,320億円で、また2021年の宝飾品売上を18.5%増の8,670億円と予測しています。輸入統計によれば、日本のダイヤモンド裸石輸入は2020年1~10月で394億円、前年比59.0%でした。コロナによる影響は世界経済にも大きな影を落とし、宝飾品はブランド、非ブランドに限らず業績が悪化しました。中でも大手高級ブランドは原材料の調達方法が児童労働など人権侵害に当たるとして人権保護団体から指摘を受けており、その対応がさらなる収益圧迫を助長しました。

TDEの母体であるWFDBは大手鉱山会社、サイトホルダーの協力の下、コロナ禍における新たな取引のプラットフォームとしてGet Diamonds.comを立ち上げました。業界の中での信頼に足るサイトとして現在では英語のほか、ヘブライ語、ロシア語、中国語、アラビア語に翻訳され、出品者数4319社、出品数137万ピース、出品総額58億ドルという世界最大のオンライン取引所に成長しました。

国内に目を向けますと、TDEは2月末に開催を準備していたWFDB Kyoto Asian Summitがコロナの影響で無期延期となり、その後の緊急事態宣言によって入札会、昼食講演会、クリスマスパーティが中止となりました。WFDBは予定されていた諸行事をオンラインとし、バーチャルダイヤモンドコングレスを昨年9月14-15日に開催しました。また、9月30日には日本イスラエル商工会議所主催によって日本ーイスラエル両国のダイヤモンド業者によるオンライン親善会議が開催されました。日本からは小職ほかTDE役員が出席し活発な意見が交換されました。9月に発刊が発表されたWFDB外郭団体World Diamond Museumが編纂した”Diamonds Across Time”が12月に日本に届きました。TDEでは会員サービスとしてYouTubeでの動画配信を進めています。すでに第1弾としてダイヤモンドにまつわるディープな話題を収録、昨年12月には会員各位に閲覧していただきました。

2021年はこの忌まわしい新型コロナ感染症が収束しいつもの生活に戻れることを願っておりますが、ニューノーマルの世界ではテレワークが当たり前かもしれません。しかし地上からエンゲージメントリングやダイヤモンドジュエリーが消えてなくなるわけでもありません。どんな形にせよダイヤモンドの売買、商品のデザイン、流通は再開されます。私達はその来たるべき日に備え力を蓄えておきたいと思います。ダイヤモンドジュエリーはこれからも人生に潤いと満足を与え続けるものと確信しています。

終わりに、本年も引き続きのご支援、ご協力を賜りますよう御願い申し上げるとともに、
皆々様にとりまして素晴らしい1年になりますよう心からお祈り申し上げます。

令和3年1月6日
東京ダイヤモンドエクスチェンジクラブ
理事長 岩崎道夫

 

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