TDEはWDCが提唱する新しいSoWの国内ダイヤモンド業界導入に向け活動を開始します。

ダイヤモンド業界ニュース

TDE(東京ダイヤモンドエクスチェンジクラブ)はWDCが提唱する新しいSoWの国内ダイヤモンド業界導入に向け、活動を開始する事を発表いたしました。

TDEは2021年12月27日に、WDCが提唱する新しいSoWの国内ダイヤモンド業界導入を推進する事を記者発表いたしました。

キンバリープロセス(KP)は世界のダイヤモンド取引から紛争ダイヤモンドを撲滅するため、政府、産業界、市民社会によって創られたフォーラムです。現在82カ国、56の政府が参加し、ダイヤモンド原石の 99 %以上がKP認証制度(KPCS)によって流通しています。

WDC(世界ダイヤモンド評議会)は世界ダイヤモンド取引所連盟(WFDB)と国際ダイヤモンド研磨協会(IDMA)によって2000年に設立され、キンバリープロセスを決議し推進してきました。 WDCは2021年9月にアップグレードされたSystem of Warranties(SoW)を発表し、流通するダイヤモンドが KPCSに準拠していることを宣言(注1)するだけでなく、人権と労働者の権利、世界的な腐敗防止、アンチマネーロンダリングの原則に従って取り扱われていること、さらに業界のすべてのステージに対し、 WDCの SoWガイドラインに準拠していることを確認するためのオンライン自己評価を行うことを求めています。この自己評価は専用のツールキット(注2)によってサポートされています。

WFDBは2021年11月のプレジデンツミーティングにおいてWDC発表の新SoWを承認し、世界の取引所会員に導入を奨励することにしました。この動きを受けて、TDEはWFDBの一員として新しいSoWを導入して、まずはTDE会員にオンライン自己評価を推進して参ります。また、内外のサプライヤーに宣言の明示を要求し、販売先に対しては納品書に宣言を記載することで保証の連鎖を実現します。

SoWはダイヤモンド原石、研磨済みダイヤモンド、ダイヤモンドジュエリー業界全体を対象としています。SoWを採用することは、販売するダイヤモンドが普遍的な人権と倫理的なビジネスの原則に従って扱われたものであることを毎回宣言することになります。

TDEはこの活動が広まることで小売店店頭に、「ダイヤモンドはキンバリープロセス:システム オブ ワランティを遵守している」旨を宣言するPOPが掲出できることを目指します。

(注1)宣言原文: “The diamonds herein invoiced have been sourced from legitimate sources not involved in funding conflict, in compliance with United Nations Resolutions and corresponding national laws. The seller hereby guarantees that these diamonds are conflict free and confirms adherence to the WDC SoW Guidelines”

(和訳)この請求書に記載されているダイヤモンドは、国連決議および対応する国内法を遵守し、紛争の資金調達に関与していない合法的な供給源から調達されたものです。販売者はここに、これらのダイヤモンドが紛争と無縁であることを保証し、WDC SoWガイドラインの遵守を確認します。

(注2)ツールキット:https://www.wdcsow.org/ をご参照ください。

SoW(System of Warranties)について
SoWは、キンバリープロセス認証制度を遵守、支援、強化するために世界ダイヤモンド取引所連盟(WFDB)と国際ダイヤモンド工業会(IDMA)により、2002年に世界ダイヤモンド評議会の後援のもとに創設された業界の自主規制制度です。ダイヤモンド原石、研磨済みダイヤモンド、ダイヤモンド入りジュエリーのすべての買い手と売り手に対し、すべての請求書に宣言文の記載を要求しています。 TDEは2003年に宣言文のスタンプを作成し、会員企業に対してその実行を奨励しています。

以上

TDE WEBマガジン編集部

 

TDE プレスリリース

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